京都近衛リハビリテーション病院とは

本質は、どこまで行っても「チーム医療」

患者様の退院後の生活に抱かれる希望をどれだけ具体的に捉えることができるのか。
それが患者様にとって良質なリハビリになるかどうかの分かれ目です。
大切なことは、医師を中心に医療スタッフが専門性を発揮し、患者様、ご家族も含めたチームとして退院後の目標と向き合うこと。
これは私たちのゆるぎない想いです。そのために大切にする各職種の想いと40年の歩み、それらを活かした当院の空間づくりを紹介します。

京都近衛
リハビリテーション
病院の特徴01

医師をはじめ各分野の専門スタッフによるチームアプローチ

個別の事情を汲みとった支援のためには、患者様やご家族が思い描く退院後の生活への希望を具体的に想像する力が大切です。誰か一人で網羅できるものではありません。医師には医師の、看護師には看護師の、セラピストにはセラピストの、他の職種も含めてそれぞれの専門的視点が結びつくことが力となります。それこそチーム医療であり、回復期リハビリの本質であると考えています。

医師

医師チーム医療のリーダー/
あなたの想いに、プロとして応える

医師は、あなたを支えるチーム医療のリーダーです。あなたの人生背景や価値観を大切にしつつ、より良い判断をするために、「(医師としての)専門性」はもちろん、チームリーダーとして十分な「コミュニケーション」を図り、「(あなたと)同じ目線で向き合う」プロフェッションとして、安心していただけるように診療にあたります。

看護師

看護師「生きていく」を支える伴走者/
これからを共に見つめるあたたかい光

看護師は、いつもあなたのそばにいます。これからの生活が「あなたらしく」あるように。あなたの想いを知り、これからを共に見つめ、希望をもって明るく照らすあたたかな存在となることを目指して看護ケアにあたります。

セラピスト

セラピスト「なりたい」をアシストするエンジニア/
あなたの描く生活を理解し、必要を知り、技能で応える

セラピストは、あなたが描く「なりたい自分」の実現をあらん限りの力で後押しします。(あなたの)持てる力を全て引き出せるように。実生活が、より「あなたらしい生活」となるように。私たちは常に、患者様の「自立」、ご家族の「介護負担軽減」、「安心の提供」を目指し、あなたの想いやニーズに、専門知識に基づく技能でお応えします。

介護士

介護士「穏やかな生活」の助け手/
心を重ねて、今日を共に歩む

介護士は、あなたにとって穏やかな毎日であるように、心を重ねて生活のお手伝いをします。あなたの笑顔。自信。それらは私たちの至高の喜びです。これからの生活が安心で、あなたらしく、喜びあふれるものであるように、一緒に考え、今日を共に歩みます。

管理栄養士

管理栄養士栄養を食べ物で表現できる唯一の人/
その想いに、食事で応える

管理栄養士は、栄養を食べ物で表現できる唯一の人です。食事が生活の楽しみであることを忘れずに、何を(献立)、どれくらい(食事量)、どのように(形態)食べるのか。それらは、食べた後にどのように体に作用するかを想定することから考え、あなたの想いを支える食事を考えます。

薬剤師

薬剤師内から支える薬の専門家/
見えないところで命を繋ぐ

薬剤師は、薬を通して患者様によりそい、ケアします。薬に関する困りごとや不安に応え、安心して治療に専念していただけるようサポートします。体の内部に直接影響する薬の影響力を理解し、あなたの体と健やかな未来を支えます。

臨床検査技師

臨床検査技師検査データを読み解く翻訳家/
患者様の負担は小さく、情報は最大限に

臨床検査技師は、さまざまな検査を実施、結果を紐解き病気の診断や治療方針の根拠となる情報を多職種チームに還元します。検査でかかる体の負担はできるだけ小さく、得られる情報は最大限に。安心していただけるよう、丁寧に検査の意味を説明します。確かな情報を多職種チームに提供し、あなたの想いをサポートします。

診療放射線技師

診療放射線技師放射線を扱う画像検査のエキスパート/
医師と歯科医師以外で唯一認められた専門家

放射線技師は、医師と歯科医師以外で唯一、放射線を使った検査をすることが認められています。検査でかかる体の負担は最小限に、得られる画像情報は最大限に。質の高い、確かな画像情報を多職種チームに提供し、あなたの想いを支えるサポートをします。

医療ソーシャル
ワーカー

医療ソーシャルワーカー生活課題の解決をささえる専門家/
「聴く」ことを土台に、「思い」をつなぐ

相談員・ケアマネジャーは、あなたとご家族のこれまでの生活や人生、価値観、希望を聴き、思いによりそいながら、これからの生活を一緒に考え、ささえます。専門的知識に基づき現状をとらえ、多職種や、地域・関係機関との架け橋として、社会福祉の立場からあなたの「思い」をつなぎます。

コンシェルジュ

コンシェルジュ心を支える、おもてなしのプロ/
安心で快適な入院生活のお手伝い

コンシェルジュは、あなたの入院生活を支えるおもてなしのプロです。入院は誰にとっても不安なもの。入院生活中、少しでも安心し、快適に過ごせるように。「あなたらしいひと時」があるよう、おもてなしのプロとして、あなたの心を支えます。

事務職

事務職安全と安心の継続提供をささえる縁の下の力持ち/
全方面から事業体を保ち、整え、推し進める

事務職は、あなたを支えるサービスがより良い状態であり続けるために、あらゆる角度から間接的にサポートします。環境の整備・人員の確保・制度に照らした是正などで全体のバランスを保ち、事業体を継続的に発展させることで、あなたの安全と安心をお守りします。

京都近衛
リハビリテーション
病院の特徴02

京都大原記念病院グループとしての40年間の実績とノウハウ

私たちは制度として確立される前からリハビリに取り組んできました。着実に実績を積み上げるなかで、大切にしてきたのは「患者様と向き合うマインド」。多職種がチームとしてこの想いを胸にチーム医療を徹底することが、患者様の想いを正確に捉え、想像する力の源になります。新しい治療を積極的に取り組む一方、重要なコアとして大切にするイズムです。

京都大原記念病院グループ リハビリテーションの歴史

1981(昭和56)年
大原記念病院開設(74床)
1984(昭和59)年
「理学療法士」初採用
1985(昭和60)年
運動療法(Ⅰ)施設基準承認
1989(平成元)年
作業療法(Ⅰ)施設基準承認
1992(平成4)年
リハビリテーション総合施設基準承認
2000(平成12)年
回復期リハビリテーション病棟 制度化
回復期リハビリテーション病棟導入2病棟98床
2001(平成13)年
回復期リハビリテーション病棟増床(167床)
2008(平成20)年
京都リハビリテーション研究所脳血管疾患部門設立
2012(平成24)年
全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会
第19回研究大会in京都 事務局
2013(平成25)年
御所南リハビリテーションクリニック 開設
2017(平成29)年
グリーン・ファーム・リハビリテーション® 商標登録
2018(平成30)年
京都近衛リハビリテーション病院 開設
2021(令和3)年
京都大原記念病院グループ 40周年

京都近衛
リハビリテーション
病院の特徴03

オリジナルのリハビリ環境と、癒しを提供する空間づくり

東大路通りに面する広々としたリハビリセンターには、多種多様なトレーニング機器だけでなく、実生活を見据えてシミューレーションできるオリジナルの訓練スペース「ADLゾーン」を配置。大文字山を臨む屋上も京の町をモチーフとしたリハビリ訓練場所として活用します。生活空間には、京都大原の癒しを感じていただけるよう大原の水景や山荘のエレメントも取り入れています。

屋内のリハビリ環境

屋外・屋上のリハビリ環境

癒しの空間プロデュース

地産地消・栄養バランスを考えた食事