入院生活は、はっきり言ってハードです。
患者様のなかには「(職員が)なにも手伝ってくれない」というお声をいただきます。これは決して手を抜いているのではなく「入院生活すべてがリハビリ」と捉えて、患者様に「実践」していただくことを大切にしているからです。リハビリ訓練でできるようになったことは、生活で実践できなければ意味がありません。退院後の生活がより良いものとなるよう、1日最大3時間のリハビリに加えて、残り21時間も密度の濃い時間を過ごしていただきます。
病はいつも突然に訪れます。
命が助かっても体の麻痺や障害という現実を突きつけられた時、事態を受け入れられない方もたくさんいらっしゃいます。
私たちはそんな患者様の不安な心により添って、救われた命が、再び「あなたらしく」輝くように全力でサポートします。
患者様のなかには「(職員が)なにも手伝ってくれない」というお声をいただきます。これは決して手を抜いているのではなく「入院生活すべてがリハビリ」と捉えて、患者様に「実践」していただくことを大切にしているからです。リハビリ訓練でできるようになったことは、生活で実践できなければ意味がありません。退院後の生活がより良いものとなるよう、1日最大3時間のリハビリに加えて、残り21時間も密度の濃い時間を過ごしていただきます。
入院したその日から目標に向かって活動はスタートします。目標や方針は、当院の医師をはじめとするチームスタッフはもちろん患者様ご本人、そしてご家族と定期的にリハビリの進捗を確認しながら決定します。私たちは一つのチームになります。
入院生活に関するご説明を終えると、主治医による診察と身体状態の確認をします。これまでの生活状況をお聞かせいただきながら、退院時の目標を設定し、早速リハビリ生活がスタートします。
入院後の経過を確認しながら、必要に応じて退院時の目標を見直します。リハビリの経過や、病棟生活のご様子などあらゆる角度からご状態を捉え、今後の方針を決定します。
定期的にリハビリの進捗を共有し、必要に応じて方針を見直します。意向を伺いながら、必要な情報をお伝えし、具体的に退院後の生活を描いていくプロセスです。
ご自宅に退院予定の方はチームスタッフとともにご自宅に訪問(家屋調査)して自宅での生活導線を確認し、必要な場合は福祉用具や住宅改修などをご提案します。実際の改修等は当院では取り扱っておりません。
退院後の生活環境やリハビリの進捗を考慮して必要な介護保険サービス利用手続きを開始し、退院日調整を進めます。カンファレンスには必要に応じて、退院後の利用するサービス事業所の担当者も同席いただきます。
退院後の生活で気を付けていただきたいことや、続けていただきたい自主トレーニングなどをお伝えし、晴れてご退院となります。