当院で実施する主なリハビリ治療法について動画でご紹介いたします。
疾患やご状態に応じて実施する内容は異なりますが、
当院での治療のイメージをご理解いただく一助としていただくことを目的にまとめました。
患者様の首に電極を装着し、ピリピリする程度の電気刺激を送ります。食べ物を食道に送り込む嚥下反射を出やすくして呑み込みの訓練を行います。
脳卒中後遺症に多い痙縮の治療に用います。筋肉が緊張し動かしにくい部位や手足の突っ張った部位に衝撃波をあてて動かしやすい状態とし、リハビリ訓練を実施します。状態にあわせて振動数(Hz(ヘルツ))を調整します。衝撃波により、対象部位を押される感覚はありますが、痛みはほぼありません。近年、脳卒中治療のガイドラインに掲載されるなどして知られるようになりました。
脳卒中などで損傷を負った神経を電気で刺激して活性化させながら、リハビリを行います。主に筋肉が緊張し動かしにくい、手足が突っ張る、また曲がったままになってしまった部位の腕や手・足の訓練に取り入れています。
脳卒中などで損傷を負った神経を電気で刺激して活性化させながら、リハビリを行います。主に筋肉が緊張し動かしにくい、手足が突っ張る、また曲がったままになってしまった部位が見られる方の手首や腕の曲げ伸ばし訓練に取り入れています。
フィットネスジムや一般家庭用のものとは異なり、速度調整や歩行状態の記録、リフトで体を吊るして負荷を減らした免荷状態での歩行が可能です。歩行が困難な患者様も車椅子で乗り入れて使用することができます。歩行訓練や歩行評価に使用します。
リハビリテーションセンターの天井に敷かれたレールにあるリフトで体を吊るして負荷を減らし、実践的な歩行訓練を行います。大きく周回するコースや、立ち座りを練習するコースを設けています。症状が不安定なご入院早期の段階から訓練に取り組むことが可能です。
細くて長い胃カメラのような機器を、ゼリーを塗ってなるべく痛くないように鼻の穴から少しずつ進めてのどの奥を観察します。その状態で検査食を召し上がっていただき、嚥下機能を評価します。当院では医師、看護師、言語聴覚士、管理栄養士など多職種で評価を実施して、情報共有します。
バリウムなどが含まれた検査食を召し上がっていただき、誤って気管に入っていないかどうか、しっかり飲み込めているかどうかをレントゲン装置で評価します。
京都大学医学部附属病院との共同研究で、経頭蓋直流電流刺激とリハビリテーション訓練を組み合わせた治療法です。痛みはほとんどありません。電極を頭に装着し、脳を刺激しながらリハビリテーションを実施することで運動麻痺が回復することが報告されており、その回復過程の実態解明を目指しています。