院内研修『回復期リハビリテーション病棟における急変時対応』
9月9日は救急の日ということで急変時対応の研修を行いました。
当日は約30名、新人職員からベテラン職員、厨房スタッフなど様々なスタッフが参加しました。
講師は児玉院長にしていただきBLS(一次救命処置)について学びました。近衛には育児をしているスタッフも多いことから、乳幼児の対応についての内容も教えて頂きました。
処置の手順は、①周囲の安全確認⇒②患者様の意識確認⇒③人を呼ぶ⇒④救急車(院内なら救急カート)とAED入手依頼⇒⑤脈拍チェック⇒⑥胸骨圧迫と人工呼吸です。
特に胸骨圧迫をしっかり行わなければ、心臓など全ての臓器に酸素を含んだ血液を届けられないため、命が助かっても脳が死んでしまい植物状態になってしまうため、実技では、正しい胸骨圧迫の方法を中心に教えていただきました。
さらに医師や看護師は、BLS(一次救命処置)に加えてACLS(二次救命処置)のスキルが必要になってくるため、研修に参加した看護師は、ACLSについても実技を行いました。
正しい胸骨圧迫を行うと想像以上に体力を消耗するため、長期化すると人手が必要であることから、スタッフ同士の連携が必要です。心肺蘇生の実際の連携なども行い、医療従事者として必要な知識な技術を学べる良い研修となりました。
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