開院後、初開催! 左京消防署の指導、消防訓練を実施しました
京都近衛リハビリテーション病院では、9月21日(金)、本年4月の開院後初めてとなる消防訓練を実施しました。訓練には岡 伸幸 病院長、児玉直俊 病院長補佐のほかスタッフ約30人とともに、左京消防署から消防官4名と消防車1台、施設警備担当4名が参加しました。
訓練は岡 伸幸 病院長による「我々は患者さんの生命を預かっている。真剣に取り組み、全員協力して安全な病院を!」檄から開始しました。防火防災に伴う資機材の説明を受け、施設を巡回しながら実際の機材の取扱要領の指導を受けました。
午後4時からは3Fの病室を火点とする消火訓練です。
想像を遥かに超える火災報知機のけたたましい音と火災を知らせる非常放送、避難誘導の非常口表示する誘導灯と警告音声に足のすくむ思いをしながら、119番通報、スタッフによる消火器と散水栓を使用しての初期消火活動、延焼を想定した看護師の病室への情報伝達、非常口、非常階段を使用しての避難誘導訓練と、立ち合いの消防官の指導を受けながら取り組みました。
想定訓練終了後は、消防官指導による消火器の実射体験に取り組みました。
「声が小さいとやり直しさせます」との指導に、「火事だー」と日頃出したことのない大声を。それでも「声が小さい」ダメ出しされるスタッフも。
訓練の終わりに当たっては、1Fの散水栓(ホース)を引き出しました。その長さ20mと放水距離10mと大きく、また従来と異なり現在はこのホースが一人で扱えるとのことで参加者はみな驚きを見せました。
最後に会議室に戻っての反省会。「声が聞こえない。病室の伝達でドアの開閉は。屋上への避難は可能か」などと多くの意見が飛び交う中、井川看護部長の「夜間の全員の避難は無理。要は火事を出さないこと。特に隠れたばこ。ゴミ箱は中まで点検すること」の発言に、一同納得の一コマでした。
まずはこうした事態が発生しないよう予防に努め、万が一発生してしまった場合は今回の経験も糧に落ち着いて対応に当れるようにしたいと思います。
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