児玉直俊 新院長が就任しました!
2022年10月1日付で、児玉直俊医師(前院長補佐)が新院長に就任いたしました。前院長 岡伸幸医師は、院長特別補佐として新体制を支えます。
9月30日、垣田清人医師(京都大原記念病院 院長)同席のもと「就任式」を執り行い、岡医師に感謝の花束を贈呈するとともに、新院長 児玉医師が所信表明を行いました。
岡医師は「(開院時)院長就任の打診を受けた時は、回復期リハビリテーションの経験もなく私で良いのかと思いました。しかし、リハビリテーションを通じて回復される患者様の様子を目にして、今では覚悟を持って引き受けてよかったと思っています」と振り返りました。児玉医師の新院長就任については、開設以来、共に歩んできた期間を振り返り「自ら人脈を築き、統率力を身に着け、成長される姿を目の当たりにしてきました。満を持しての院長就任です。私も一歩引いたところから支え、より良い病院を目指していきます」とエールを送りました。
これを受け、垣田医師は岡医師に向け「ゼロから築き上げていただいたことに、心から御礼申し上げます。これからも豊富な経験をもとに、児玉新体制を支えてください」と感謝の言葉を述べました。
結びに、児玉新院長から職員へ、開設からこれまでの一人ひとりの努力に感謝を伝えるとともに、所信表明として4つのメッセージが送られました。
(以下、要旨)
職員の皆さん、まずは開設から現在に至るまで4年半の皆さんの努力に、心から感謝します。開設に際して苦労もありましたが、順調に運営でき、各方面からご評価いただくまでになりました。これは、一人ひとりが真剣に患者様と向き合って来てくださった結果にほかなりません。本当にありがとう。院長就任にあたり、更なる発展を願って、4つメッセージを送ります。
1つ目は、各方面からのリハビリ病院としての高い評価に「自信とプライド」を持ってほしいということ。期待値はあがっていますが、もちろん改善すべき課題も多くあります。しかし、それらは伸び代です。身を引き締めて医療の専門性を磨くこと、そして社会人スキルを磨くこと。それらを続ければ、他に負けないリハビリテーション病院になると確信しています。
2つ目は病院の方針です。これは「理念の体現」に尽きます。患者様の不安を取り除き、安心してご満足いただける医療サービスを提供すること。患者様も、ご家族も、入院時は不安でいっぱいです。まずは不安を取り除く。加えて、医療を目的とする入院生活のなかにも満足度を重視して環境づくりに努めます。良い病院の基準は様々ですが、専門技術を高めることは当然に、さらに「食事改革」「病室・アメニティ」「コンシェルジュ配置」「接遇研修」などに取り組むのは全て満足度を高めることが目的です。リハビリ以外の入院生活に快適さを提供するなど、総合的な満足度を追求します。
3つ目は、皆さんへのお願いです。それは「あいさつ」です。多職種連携や職種間の情報連携というコミュニケーションを円滑にするために、最も重要な要素の一つだと思っています。「何を今さら」と思うかもしれませんが、気持ちの良いあいさつが結果的に職種間の相互理解にもつながるはずです。ぜひ今一度、それぞれに意識して取り組んでほしいと思います。
最後は、皆さんへの約束です。それは「職員満足度」を高めるということ。患者様に幸せになっていただくためには、職員も幸せでないといけません。人事評価等だけでなく、働きがいを感じ、満足して働ける環境を目指す。そのためにできることを考えていきますし、皆さんからも積極的に提案してほしいです。職員同士が和気あいあいとした関係性の病院であることが患者様の安心にもつながります。そうあるために、私も力を尽くすことを約束します。
京都近衛リハビリテーション病院には、成長を続けるポテンシャルを感じています。皆さんとより良い病院を目指していきたいと、心から思います。気持ち新たに、これからもよろしくお願いします。
(以上)
2022年10月、京都近衛リハビリテーション病院は新体制の門出を迎えました。児玉直俊新院長のもと、地域医療を支えるより良いリハビリテーション専門病院を目指してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
<児玉直俊 新院長に就任を記念して特別インタビューを実施しました。その模様は近日、ご紹介します。ご期待ください!>
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