お知らせ

令和6年度診療報酬改定に伴う運動器リハビリテーションの 実施時間の変更について

平素は、当院にご理解とご協力をいただき感謝いたします。早速ですが、これまで運動器リハビリテーションは1日辺り最大3時間までのリハビリが実施可能となっておりました。しかし、令和6年度の診療報酬改定において、6月1日(土)からは、1日辺り最大2時間まで(※1)と変更になりました。 つきましては、6月1日(土)より、運動器リハビリテーションの最大実施単位数は1日辺り2時間までとなりますことご理解くださいますよう宜しくお願い申し上げます。 ■運動器リハビリテーションの1日辺りの時間 【現在】1日最大3時間 【令和6年6月1日~】1日最大2時間 ※1下肢の複合損傷、脊椎損傷による四肢麻痺その他の急性発症した運動器疾患又は、手術後の患者様は、当該疾患の発症日から60日以内は1日辺り最大3時間までのリハビリテーションの実施が可能。 ■その他 入院中の患者様には、原則として保険制度で疾患に応じて定められた範囲内でリハビリテーションに取組んで頂きます。但し、患者様が希望し、かつ医師がリハビリテーションを必要と認める場合「選定療養(自費)」として、リハビリテーションを受けることができます。ご希望の方は、主治医、または担当セラピストまでお申し出ください。 【ご利用料金】20分ごと 3,300円(税込) 京都近衛リハビリテーション病院 院長 児玉直俊

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【プレスリリース】身体運動と発声認知課題を統合した二重課題(デュアルタスク)訓練は、 「身体機能」と「認知機能」の双方を改善する

当院も関係する共同研究について、その研究成果が東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座よりプレスリリースされました。 【概要】 東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座の安保雅博講座担当教授らは、全国 7 つのリハビリテーション施設と共同研究を行い、各施設に通院している高齢者の患者さんに、上肢と下肢を交互に動かして運動するクロスステップ WE-100(OG Wellness 岡山)訓練をした群とヘッドホン付きマイクを使って、音声指示によって液晶画面に出された問題を声を出して読み、その解答を声を出しておこなう訓練をしながら、同じクロスステップ訓練をした群との初回、2 週後、4 週間後の評価結果を比較検討し、二重課題(デュアルタスク)訓練をした群に下肢機能と認知機能の向上が見られることを明らかにしました。 本研究の成果は、Journal of Clinical Medicine 誌に 2024 年 5 月 17 日付けで掲載されました。   詳しくはこちら  

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新たな挑戦に向けて!~職員向け試食会の開催~

ナリコマ社の完全調理済み食品の導入に先駆け、2024年5月15日に職員向けの試食会を実施しました。 4月より新たに誕生した『COCO(ココ)スペース』を活用!! 近衛リハビリテーション病院の職員のみならず、京都大原記念病院グループ内の他事業所からも複数参加があり、試食会には約20名が集まりました。 同席されたナリコマ社スタッフからの丁寧な説明で食事に対する理解が深まり、参加した職員ら同士の活発な意見交換も行われました。

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ハレの日のお献立 ~5月~

入院生活に彩りを。 京都近衛リハビリテーション病院では月に1回「ハレの日のお食事」をお出ししています。 5月は「葵祭」。15日の昼食をご紹介いたします。 ~お献立~ ちらし寿司 胡瓜の和え物 すまし汁 いちご 「今日は葵祭でしたか」「散らし寿司大好きなの。うれしいわ」と、皆さま笑顔で完食されていました。

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【特集】より良い食事サービスへ-持続可能な提供体制を目指して-

2023年9月、広島県の給食事業者の事業継続が困難になり、突然、学校給食が停止したニュースは記憶に新しい。毎日の仕込みや調理などのために発生する早朝、深夜業務による労働者確保の難しさ。食材や光熱費などの経費が増加しても給食費などへの転嫁が難しいことなどが背景にあるが、病院給食にも同じことが言える。当たり前のように1日3食を提供し続けること、そしてより良い食事サービスを実現するには厨房運営を効率化するなど一層の工夫が必要になっている。 一般的に病院給食は給食会社への委託(全部・一部)により運営されることが多く、その委託費は人件費や材料費、光熱費などの高騰により増加の一途を辿っている。ところが、診療報酬で病院給食の運営経費に充当できる収入(食事療養基準額)は長年変わって来なかった。材料費だけでなく、人件費などの経費も含む基準額は平成9年以降、1食640円で据え置かれ、直近では委託費が食事療養基準額を4%超上回る状況が続いている。24年4月の診療報酬改定で1日2,010円、1食670円に見直されたが、以前、厳しい環境であることには変わりない。食事は治療であると同時に、入院生活の楽しみであり満足度を左右する大きな要因であるが、こうした背景から創意工夫の志があったとしても形にしづらい状況になっていた。 出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001176733.pdf) 京都近衛リハビリテーション病院は2022年に厨房運営を「直営」に切り替えた。これは現場の声を直接的に厨房運営に活かし、より良い食事サービスの提供を目指すためのもの。それと同時に厨房運営の持続可能性を高めるための試みでもある。直営へ切り替えて最初の1年間は、3食を安定して提供することに努めた。2年目以降は新たな試みを始めており、取り寄せサービス(個室対象)や、厨房運営方法の見直しも進めて来た。 グループ広報誌orinas「食事改革プロジェクト」特集 後者については、ナリコマ社のセントラルキッチンにてクックチル方式で製造された完全調理済み食品を全面的に導入する方針を決定した。クックチル方式とは、調理後に急速冷却されたものを、現場で再加熱、盛り付けして提供する方式。2023年度中にトライアル期間を設けて患者様の喫食量や残食量を調査し、現行の提供方法と変わりない評価であることを確認した。これにより調理業務の効率化を図ることができ、時間数にして1日当たりの総作業時間を10時間程度、出勤人数にして常勤職員1名分程度の余力を生み出すことができ、働く環境改善に向けて早出の出勤時間を5:30から6:00に30分遅らせることができた。 [caption id="attachment_898" align="aligncenter" width="300"] 割れにくい陶器の食器を個室で試験導入[/caption] 加えて、生み出した余力を更なる食事サービスの充実に向けた改善活動に当てはじめている。食事サービスは、回復期リハビリ病院としてリハビリ治療効果を引き出すものであること、またそれに見合う栄養管理がなされていることが第一である。そのうえで、入院生活の楽しみ・潤いとしての食事という観点もかかせない。現場の声を聴き、献立はもちろん食器や環境など食事提供の設えにまで視野を広げて、2024年度中に一つひとつを形にしていく考えだ。 厨房直営化から3年目を迎えた。社会環境が変化するなかにあっても1日3食、365日、安心・安全な食事を提供し続け、より満足度の高い食事サービスの提供に努めていく。

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ハレの日のお献立 ~4月~

入院生活に彩りを。 京都近衛リハビリテーション病院では月に1回「ハレの日のお食事」をお出ししています。 4月は「花まつり」。8日の昼食をご紹介いたします。 ~お献立~ 桜ごはん 白身魚の桜餅風 ほうれん草の胡麻和え お吸い物 イチゴ 鴨川沿いの桜並木も美しいこの日、本日のお膳をお出ししたところ、患者さまから「桜色のきれいなお膳をありがとうございます。お花見をしたようです」と調理スタッフへお声掛けいただきました。

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グループ初の試み。 職員専用のラウンジが完成しました。

「交流の場」「リラックスの場」「サードプレイス」 これら3つのコンセプトで4月1日にオープン。同日、セレモニーを開催しました。 その名は、COCO(ココ)スペースです。職員公募で集まった多数の案から決定したネーミングには COCO(個々)に合った使い方 COCO(個々)が集まる COCO(ここ)に来れば仲間に会える そんな願いが込められています。 ひとまずお目見えとなったCOCOスペース。 今後はオープニングセレモニーの準備を中心的に進めて来た若手職員プロジェクトチームが盛り上げていきます! ここから職員同士のコミュニケーションが活性化し、職員一人ひとりが心地よく仕事に励めるように。 そして、患者様・ご家族の満足につながる「チャレンジ」が生まれる場所となるように活用していきます。

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ハレの日のお献立 ~ひな祭り~

入院生活に彩りを。 京都近衛リハビリテーション病院では月に1回「ハレの日のお食事」をお出ししています。 3月は「ひな祭り」 3日の昼食をご紹介いたします。   ~お献立~ 春の散らし寿司 筍の木の芽味噌和え お吸い物 イチゴムース   病棟へ調理師がうかがうと患者様が笑顔で「今日はおひなさんの日やね」とお話され、 「いつもいろいろ考えてくださってありがとう。美味しくいただいています」とのお言葉には、こちらも思わず笑顔になりました。

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雑誌「CLasism」に掲載されました!

雑誌『CLasism』(クラシズム) 2024年春号に、児玉直俊院長の記事が掲載されました。 「日本一のリハビリ病院」を目指して、どのようなことを大切にしているのかお話ししています。 ぜひご一読ください! ※画像をクリックすると大きくなります。

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ハレの日のお献立 ~節分~

入院生活に彩りを。 京都近衛リハビリテーション病院では月に1回「ハレの日のお食事」をお出ししています。 2月は「節分」 3日の昼食をご紹介いたします。 ~お献立~ オニの散らし寿司 鰯の梅煮  畑菜添え お吸い物 イチゴのロールケーキ 病棟へ調理師がうかがうと「今日は節分やね」「完食しました!」と笑顔でお話しいただき、また、「節分ごはん。とっても楽しく美味しく、嬉しかったです!」とのメッセージもいただきました。

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