第56回日本リハビリテーション医学会 に参加しました!
6月12日から神戸で開催された第56回日本リハビリテーション医学会に参加しました。数あるプログラムの中で、主には教育講演とシンポジウムを受講し、また企業展示なども視察しました。
教育講演では「回復期リハビリ―テーションの現状と展望」をテーマとした講演がありました。平成28(2016)年の診療報酬改定でFIM※によるアウトカム評価が導入され、より一層「量」より「質」が求められるようになりました。これを節目に、療法士のADL向上に対する意識が向上したことを伺わせる内容も聞くことができました。
また、「栄養管理」の話も興味深いものがありました。リハビリ専門職としての知識・技術を向上させるだけでなく、FIMなどの病棟内での生活状況について細かく丁寧に観察することや栄養に対する知識を向上させチームで共有することが大切だと思いました。
企業展示では3次元動作解析装置やGS kneeなどを見学して、科学技術の進歩に伴い、治療技術の効率化を図るためにも、そのような機器の知識や評価技術の向上が必要と思いました。
今回、日本リハビリテーション医学会への参加したことをこれからの業務に活かし頑張っていきたいと思います。
(理学療法士Y)
- ※FIMとは?
- 機能生活自立度評価表(Functional Independence Measure)の頭文字をとったものであり、日常生活動作(ADL)の評価法の一つです。食事・移動・排泄などの「運動ADL」13項目とコミュニケーション力などの「認知ADL」5項目の計18項目、各項目7点満点の合計126点満点で構成され「実際にしている」状態を評価します。
■当学会にはグループ内からも多数参加しました。
●京都大原記念病院 理学療法士 S 詳しくはこちら
●御所南リハビリテーションクリニック 理学療法士S 詳しくはこちら
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