京都大学医学部附属病院(京大病院)との症例報告会をウェブ開催
京都大原記念病院グループと京都大学医学部附属病院(京大病院)との症例報告会が9月10日、ウェブ形式で開催され、京都近衛リハビリテーション病院(近衛)での2症例が報告されました。
報告会は、同附属病院で急性期治療を受けた患者が、転院したグループの医療施設でリハビリ治療を受けてどのような効果が得られたかを一連の流れとして互いに理解することにより、双方の信頼と協力関係を密にする狙いで毎年開いています。
1例目は脊髄硬膜動静脈瘻術後の60代後半男性の歩行再建に向けての取り組み。しびれは残っているものの、歩行面では屋内では独歩に、屋外では杖歩行に改善できたとのことでした。
2例目は脳内出血で左片麻痺と左眼球運動障害を呈した女子中学生の事例。歩行や階段昇降などのためのリハビリを重ね、更衣やトイレ、浴槽への移乗動作についてリハビリの効果が上がったとのことでした。
京大病院からは多くの質問が出されたほか、近衛で行ったリハビリ治療について、心温まるメールをいただくなど有意義な会となりました。
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