お知らせ

みなさまをお迎えする癒しの空間が加わりました

当院では、当京都大原記念病院グループの発祥の地である大原の自然や病院敷地に隣接する京都大原児玉山荘の癒しに満ちた空間で来院者をお迎えするため、大原水景交響詩(シンフォニー)をテーマに空間プロデュースを進めています。今秋には、新たにエントランスアプローチの彩竹光路、石庭-玉響の風-、近衛坂、近衛天空回廊が加わりました。

希望の光につつまれて 「 彩竹光路 」

洛北大原の緑美しい竹林、山荘建築からモチーフとして取り入れた格子の前には青竹のしつらいが並び、天井まで施された竹の壁面から降り注ぐ光は、清々しい朝陽が山荘に降り注ぐような優しい希望の光をイメージしています。

大原癒しの温情の風を想う「 石庭-玉響の風- 」

彩竹光路を抜けると両脇には、山荘の池泉回遊式庭園-玉響の庭-を模した石庭-玉響の風-が現れます。庭園の凛とした癒しの空間を流れる温情に満ちた風を味わっていただきたいと、伝統的な日本庭園のアシンメトリー(左右非対称)なデザインを踏襲しつつ、通るたびに山荘を訪れたような癒しを感じていただける空間を目指しました。

起伏ある京をモチーフ 「 近衛坂 」

本館2階から別棟に続く近衛坂には、坂の多い京の街での日常生活を取り戻していただきたいとの願いを込めました。傾斜を利用した車いすの練習などを想定し、安全に配慮した手すりやサインなど、事故防止につとめながら患者様や家族様に快適にご利用いただけるよう設計しています。

大文字を臨む屋外リハ 「 近衛天空回廊 」

屋上に完成した近衛天空回廊からは、京都市内はもとより、大文字や東山を臨み、京の雅な京の街なみだけでなく風光明媚な四季折々の美しさをお楽しみいただきながら、屋外リハビリテーションに取り組んでいただけます。

まごころこもる空間に 「 大原水景交響詩 」

大原水景交響詩には「 清らかで美しい京都大原の水景のような豊かな心で うつりゆく季節をめでるように患者様の人生に訪れた様々な季節に寄り添いたい…大原の美しい自然と 雅に京文化響き渡る空間に京都大原記念病院グループのまごころをこめて 」との願いを込めました。デザインだけでなく機能性も重視し、できるだけ多くの患者様にとって快適で落ち着いた空間となるよう、色彩のバリアフリーなども積極的に取り入れています。これからも患者様や来院される方をグループのルーツにもとづきおもてなしできるよう取り組んで行きます。

 

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